■レイくんとうちゅう食堂 (2017.2)
ゼミ展 展示映像
イラスト - 岡本佳奈美
映像/アニメーション - 西村浩司
ひとりぼっちの少年レイくんが、ちいさくあたたかく輝く「うちゅう食堂」と出会い、たくさんのドキドキとわくわくに出会う物語。
「しゅーしゅー、ことこと、ぽとんぽとん」と、心地よく鳴く喫茶店を表現したアニメーション(3枚目)は、端から端まで細かく動かし、絵本の世界観を大切に描いた。
黒板サイズに投影された展示用絵本朗読映像作品。(9分50秒)



■フラワー・ジョーク (2016.11)
阪急電鉄梅田駅デジタルサイネージ 上映作品
Direction
阪急電鉄梅田駅デジタルサイネージ上映コンペティション応募作品。
花開く街並みを想い制作しました(15秒)

■the venture/ポグの冒険 (2016.10)
DIrection - 西村浩司
主人公(ポグ)は人形(ワルク)を作ることで、自分の身の回りが少しずつ変わっていく。「作家の成長」をコンセプトにしたためた自主制作作品です。
「ポグ」と「何かを作る人(作家)」を重ね、周りに評価されることで得られる自己肯定や恐怖、そして「勘違い」という天使/悪魔を描きました。
水彩描画で仕上げたフルアニメーション作品(9分42秒)


■しはいにんとでんきゅう (2016.5)
DIrection - 西村浩司
オリジナルキャラクター「しはいにん」を、動かしたくて。(2分48秒)

■Dr.millimètre (2015.12)
DIrection - 西村浩司
Music:堀田裕都
「”感情”の発生」について思考したアートアニメーション作品。
自分のことは自分がよくわかっている」つもりの人が、自分と少し距離をとって問診してみたくなるような、不安定な作品。
音楽と映像を通し、どれだけ時間が経ったのか、自分が今何をしているのか不安定になるような作品を心がけました。(6分12秒)


■Calm film (2015.7)
阪急電鉄梅田駅デジタルサイネージ 上映作品
Direction
阪急電鉄梅田駅デジタルサイネージ上映コンペティション応募作品。
モーフィングにハマって、挑戦したくなって制作したのを覚えています。(30秒)

■あかあしと青い海 (2015.5)
Direction
捕食の際、勢い強く海へと入水するために、徐々に視力を失っていくカツオドリ。その仲間であり、絶滅危惧種のアカアシカツオドリに焦点を当て描いた物語作品。
一羽の臆病なアカアシカツオドリが、「生きること」「生きていくこと」について向き合い、成長していく物語。
同時並行して絵本を制作し、「動く絵本」という背景のもとに作成した。一枚一枚手書きの絵に、水彩で色をつけた紙をちぎって貼り、質感のあるアニメに仕上げたちぎり絵アニメーション作品(11分30秒)。


■relieved hat (2015.1)
Direction
初のアニメーション作品。
一枚の紙に鉛筆で絵を描いてはスキャンし消して、また描いての繰り返す手法を試みました。そのため手元にはカットの最後の絵しか残らない。儚げで趣のある制作手法ですね。
作品が仕上がって、喜んで、大事にして、人目に触れて、批評を得て、落ち込んで。
それでも出来上がった作品は、作者の手を離れ、想定されていた本来の姿から、受けて次第で如何様にも変化してしまう。その姿を作者は受け入れるべきか否か、もどかしいあの感情を表現したくて制作した作品です。(4分33秒)

色々作ってきました。並べて見ると、ほとんど期間を開けず作り続けていたそうです。
アニメーションを作り始めたきっかけも、「動かせば絵が下手でも笑われない」という思いから。
楽しかったです。でも、たいへんでした。
最近でも「あ、これ作りたいな」って思いついたりしちゃいます。
でも、たいへんなので、今はやりません。
気が向くその日にまた。(w. 2021.12)